香りを聞きました

アロマテラピー実践者として、いつかは体験しなければと思っていた「香道」。

ついにその世界をのぞくチャンスに恵まれました!!

それまでなんとなく聞いたことはあるけれど、
一体どんなことをするのか、どういうものなのか、
一切の下調べ無しに初心者の会に参加してみたのです。

一通り終えて一番強く感じたことは、今日、香道を体験しました~・・・なんて、軽口をたたくことは憚られるような、高貴な気持ちになれる贅沢な時間を過ごしたのだということ。

香道、それは厳かで、上品で、高尚で、雅な・・・日本古来の芸術がぎゅっとつまった歴史ある香りの遊びなのです。

今日挑戦したのは、初心者に比較的やさしいという江戸時代から伝わる「貝合香」なるものでした。

短い時間でレクチャーを受けながらだったのであたふたしたものの、おかげさまで聞香(香りをかぎ比べて当てる)は全て正解!

初めてかぐ香木の香りは、深くて優しく、どこか懐かしく、繊細で日本人にしっくりくるとっても優美な香りでした。

香元(香りをたき出す人)の美しいお作法をみていると、リラックスしながらも背筋が伸びる思いがして、ああ、こういう気持ちのよい緊張感は、日本らしくていいなあと思いました。

東大寺正倉院にたくさん残されているという、奈良時代以前の香木や香料も気になりますし、マリー・アントワネットもコレクションしていたという繊細な絵柄が美しい香道具たちも魅力的。

595年、淡路島に香木(沈香)が漂着して初めて朝廷に献上されて以来、平安時代、奈良時代と時を経て明治時代の文明開化を期に衰退してしまったという日本の「香りの道=香道」をもっと知りたい・・・とよい香り、素敵な時間にすっかり魅了されてしまいました。

香りには、やっぱり人の幸せの「誘引作用」があるようです。